第4回 茂原市「みんなで考える新市民会館」ワークショップを傍聴しました。(過去のワークショップについては市のサイトを参照)
今日のポイントは2つ。
まず、市職員の方から市の財政状況についての説明がありました。茂原市の財政崖っぷち度は千葉市・銚子市に次ぐ千葉県第3位。夢のような施設はできません。
一方、ファシリテーターの伊東さんから「劇場・ホールの変遷」についてのレクチャーがありました。これからの劇場・ホールが目指すべき方向性が示されました。中でも秋田県由利本荘市の文化交流館カダーレの紹介は、ワークショップメンバーのみなさんの背中を押す事例でした。
第4回 茂原市「みんなで考える新市民会館」ワークショップ
日時:平成29年9月7日(木)19:00〜21:00
場所:茂原市役所・102会議室
内容
・市よりあいさつ
市の財政状況について・イベントの紹介
・前回の振り返り・なんでもアンケートより
株式会社Theatre Workshop・代表 伊東正示さん
・ワークショップの説明
・グループワーク
「新しい市民会館の機能と構成を考える!」
・各班発表
・次回予告
今日は第4回です。
伊東さんのレクチャー「劇場・ホールの変遷」
第一世代 – 施主の時代(施主さんのための建築。建物自体に意味がある。)
第二世代 – 芸術家の時代(アーティストのパフォーマンスが活かせることが優先)
第二世代 – 芸術家の時代(アーティストのパフォーマンスが活かせることが優先)
第二世代 – 芸術家の時代(アーティストのパフォーマンスが活かせることが優先)
第二世代の劇場は客席より舞台側の充実度がすごいんです
舞台と同じ広さのスペースが何面もある。新国立劇場は4面舞台。パリの新オペラ座は9面以上あるらしい。
第三世代 – 観客の時代・創客の時代(来場者数が減った。もっと地域コミュニティに入り込もう=パブリックシアター)
第三世代 – 観客の時代・創客の時代(市民の参加だ、いや参画だ、もう市民主体でいいじゃん)
第三世代 – 観客の時代・創客の時代(市民の参加だ、いや参画だ、もう市民主体でいいじゃん)
第四世代 – 創造の時代(PPP+P:最後のPはProfessionalのP。専門家集団とのコラボだ!)
第四世代 – 創造の時代(芸術家と市民がいっしょに劇場を創る)
まとめ(これからは第四世代の劇場・ホールを目指そう)
先行事例は秋田県由利本荘市の文化交流館カダーレ
由利本荘市はスケールが茂原市と似ています
新しい市民会館の機能と構成を考える!ワークショップの進め方を説明する伊東さん
新しい市民会館の機能と構成を考える!ワークショップの進め方
模造紙にこんな感じで貼ってください
ワークショップかわら版「YAPPE! vol.3」から。第3回テーマ「施設の年間スケジュールを考える!」
具体的にどんなことを書けばいいの?の説明
チーム「あんとんねぇ」(なんともないよ)
チーム「とっけっこ」(とりかえっこ)
チーム「にっしゃ」(あなた)
チーム「ちっとばり」(ほんの少し)
チーム「おっぺす」(押す)
今日のおやつ。私の差し入れも紹介していただきました。
伊東さんはいつもダンディです
キタ〜!白熱するとみんな立ち上がる!
発表順を決めるじゃんけんは毎回真剣
チーム「おっぺす」
チーム「おっぺす」
チーム「とっけっこ」
チーム「とっけっこ」
チーム「あんとんねぇ」
チーム「あんとんねぇ」
チーム「にっしゃ」
チーム「にっしゃ」
チーム「ちっとばり」
チーム「ちっとばり」
今後の予定
今日も9時ぴったりに終わりました。これから懇親会だそうです。
次回は「市民が考える市民会館プラン大発表!」みんなで家族や仲間にも声をかけよう!!